和室のリフォームについて

和室のリフォーム

和室のリフォームで出来る事は、天井と壁の張替え、畳の交換、障子やふすまの張替えなどです。
内装が洋室と違うために、洋室よりもリフォームが出来る部分が少なめになっていますが、解体を伴う場合は洋室のリフォームと同様にあらゆる部分を変更出来ます。

目次

低価格で住むことが多い和室のリフォーム

和室のリフォームは、基本的なものであればそこまで費用がかからないのが特徴です。
和室リフォームの場合、費用のかかる部分が限られているためにさほど予算を必要としませんが、拘りを全面に押し出そうとした場合は高額な費用を必要とする場合があります。

和室リフォームに必要な費用は、多くの場合100万円以内で収まります。

和室リフォームで多いのは障子、ふすまの張替えと畳の交換

和室リフォームで多いのは、空間を仕切る役目がある障子やふすまの張替えと畳の交換です。
和室にとって障子やふすま、畳はインテリアとしての効果もありますが、汚れがつきやすく簡単に傷んでしまうために定期的な交換が必要になります。

ふすまや障子の張替えは自力でも行えますが、なかなか面倒な作業であること、失敗すると見栄えが悪くなることを考えればリフォーム業者に依頼した方が仕上がりが良くなります。
張替えは通常和紙やふすま紙を使いますが、最近では樹脂製のものもあります。
樹脂製のものは紙とは違い拭き取れば汚れが落ち、耐久度にも優れるので経年劣化による汚れが出てくるまで張替えの必要がなくなります。

張替えだけではなく骨組みを新しくする事も出来るので、古くなり骨組みが劣化している場合でもリフォームで修復が可能です。
また、立て付けの悪さで動きにくい障子やふすまもリフォームで改善する事が出来ます。

和室の宿命、畳の張替え

和室には無くてはならないのが畳です。
和室の床材としては他に選択肢がなく、和室であれば必ず床材として使う素材と言えます。

畳は洋室で使われるフローリングなどと比べて耐久度が低く、月日が経つと色も変色していくので定期的な交換が必要となります。
和室の使い方にもよりますが、5年程度が交換の目安と言われています。
畳の耐久度は製品によっても違いが出ますが、畳の表面である畳表にほつれが出た場合はそこから芋づる式に崩れていくので、修復か交換が必要になります。
畳の修復や交換はリフォームで可能ですが、ほつれの場合は修復ができないことがあります。

床の間や押入れ、天井裏の有効利用も

和室リフォームは解体を伴う場合、床の間を作ったり天井裏に収納を作ったり、掘りごたつを設置したり、茶室に改造したりと色々な事が出来ます。

和室は古臭さが出やすいものですが、日本独特の空間でもあります。
リフォームで和室は綺麗に生まれ変われるので、和室を綺麗にしたいのならリフォームはその期待に答えてくれることでしょう。

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