玄関をより便利にするポーチのリフォーム

玄関のポーチのリフォーム

ポーチとは玄関の前にある屋根部分である庇(ひさし)がある空間の事で、外出や帰宅時に雨が降っている時に玄関先の動作で濡れないようにしたり、防犯やプライバシーの確保といった役目のある部分です。

商業施設の入り口が良い例で、入り口に大きな庇がありその先に自動ドアがある構造になっている建物を想像するとイメージが沸きやすいはずです。

ポーチは無くても住宅としての機能には問題ないのですが、あればより住み良い家にできます。
特にエクステリアをオープンタイプやセミオープンタイプにしている場合は、プライバシーの確保という面でその存在は役に立ちます。

ポーチは元からあるものはリフォームをして綺麗にする事もできますが、リフォームで新しく作る事もできます。

目次

家の外観に大きく影響するポーチ

ポーチは家の全景の中でも目立つ部分で、そのデザインには気を配る必要があります。

ポーチのタイプは色々ありますが、そのほとんどは屋根を玄関先へ伸ばすように庇があるタイプか、庇に加えて外壁を設置して外からの視線をさえぎりながら、雨が降り込んでくるのを防ぐタイプです。
変わったものでは可動式のポーチもあり、必要がない場合は折りたたんでしまっておけるような物もあります。

ポーチの役目は雨よけと防犯、プライバシーの確保なので、その他の機能は不要です。
これらの機能を持たせた上で、ポーチを作る、あるいは作り変えるときに建物とのバランスを取るようなデザインに合わせていきます。
デザインをあわせると言っても難しい事はなく、建物の外壁と同じ色か、それに近い色にするだけです。
装飾を施す場合は突飛なものを付けない限りはよく似合う形になってくれます。

工夫次第で高い防犯性能も

ポーチは工夫次第で防犯性能がより高くなります。
ポーチ部分の庇や外壁部分に照明を取り付ける、監視カメラを取り付けると防犯性能は格段にアップします。
また、外壁のあるポーチの場合はポーチの入口部分をドアの正面ではなく少し横にずらすとプライバシー確保の性能がアップします。
さらに防犯性能を求める場合は、ポーチ自体にドアを付けてしまうのも有効です。
ポーチにドアを付ける場合は、庇を伸ばしておきましょう。
庇を伸ばしておかないと、雨が降っている時、ポーチのドアを開けようとした時に濡れてしまいポーチの意味がなくなります。

費用はかかりますが、アプローチ全体をポーチ化してしまうのも1つの手段です。
家の様式にもよりますが、家に似合うデザインにすればそれだけで見栄えのする家に仕上げることができます。

ポーチは存在自体が地味なものですが、リフォームをすると外からの見栄えや使い勝手が一気に向上します。
梅雨の時期に玄関先の出入りが面倒だという場合や、防犯やプライバシーが気になるのなら、ポーチのリフォームは期待に答えてくれることでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次