
玄関の収納は、玄関自体の見た目を美しくするだけではなく、機能性も良くしてくれる万能なリフォームの1つです。
靴箱とは違う玄関自体の収納力は、使ってみないと分からない予想以上の便利さを持っています。
何かと物が多い玄関
玄関は家の中と外を出入りする際に必ず使う事になる動線の1つです。
日本では室内が土足禁止である事が普通ですから、玄関で靴を脱ぐのは当然です。
この靴が玄関を汚く見せてしまう1番の要因でもあります。
靴は一人1足ではとても足りません。
2足か3足、またはそれ以上もっていて状況に応じて履き替えたり、スペアとして確保していたりと必ず複数の靴を持っているものです。
それが家族分ともなれば1家族に10足以上の靴があってもおかしくありません。
そんな靴が玄関の土間に並んでいたらどう見えるでしょうか。
綺麗に並べられるスペースがあるのならまだ良いのですが、それでも家の出入りの時に荒らされてしまいます。
土間が小さければ靴の収納場所に困り、かなり無茶な靴の並べ方になります。
靴箱を置けばある程度は解決しますが、靴箱自体が玄関を狭くしてしまう恐れがあります。
また、意外と靴箱は収納力の割に必要なスペースが多いので邪魔になりやすいものなのです。
さらに、玄関には靴以外のものも置く事があります。
傘や自転車、バイクのヘルメット、ゴミ箱や花瓶を置くこともあるでしょう。
その一つ一つが、玄関という場所を圧迫してしまうのです。
リフォームで玄関収納を作るとすっきり片付けられる
リフォームで玄関収納を作れば、ごちゃごちゃとしやすい玄関をいっきに片付けやすくなります。
玄関収納は風情デッドスペースになってしまう部分を収納にしてしまうので、玄関自体の広さは殆ど変わりません。
また、玄関そのものに収納力を持たせることで後から靴箱や傘立てを置く必要がなく、玄関のスペースを圧迫しないのも特徴です。
長靴などの水に濡れるような靴専用の収納や、傘専用の収納も作れるために雨の日に土間が汚れやすいといったことも緩和できます。
靴がたくさんある場合はウォークインタイプの靴箱を隣接させることもできます。
玄関自体に収納を持たせる場合は湿気対策がしやすく、ある程度の大きさの収納スペースを確保できれば小型の除湿機を置くこともできます。
収納スペース自体に換気扇をつけることもできるので、玄関特有の嫌な臭いを防止しやすくなります。
収納を玄関に持たせると、玄関自体がスッキリとまとまるので花瓶に花を活けたり、絵画を飾るなどをすると美しい玄関が演出できます。
玄関の収納は見せたくないものを見せないようにして美しく見せながら、玄関の使いやすさも確保してくれます。
玄関がなかなか片付かない、狭くて使いにくいといった場合は、リフォームで玄関収納を作ると、ほとんどの場合解決します。
どんな収納がいいのか、または作れるのかは家の構造にもよるので、玄関収納をリフォームで作るのならリフォーム業者とよく話し合いをしてください。